音楽と脳と身体の不思議な関係  

心理・メンタル

こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
こちらのブログでは健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。

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上井草、下石神井にある、完全個室、完全予約制、完全個別対応の上井草すまいる鍼灸整骨院です。他の所では治らなかった、改善しなかった症状がある方もあきらめず当院にお越しください。ぎっくり腰、寝違え、四十肩、五十肩、自律神経、不眠、交通事故等ご相...

音楽と健康の不思議な関係

今回は音楽と健康の関連についてお話していきます。

音楽と健康には密接な関係があります。

  • 音楽で気分転換になった
  • 癒し系のBGMでストレス解消された
  • 悲しい時に悲しい曲を聞いたら、スッキリした

という経験は、多くの人が経験したことがあると思います。

音楽と健康の関係というと気持ちや気分の問題だと思われるかもしれませんが、実は科学的にも大きな関係があることが示されています。

例えば音楽の力で痛みの感じ方が変わるというのは、オランダの医学研究チーム(キュールマンら)がメタ分析して発表しています。

内容としては1980~2016年の間に92試験・計7385人を調べたものです。

実験では、

  • 手術前
  • 手術の最中
  • 手術後

にそれぞれ音楽を聴いたグループと音楽を聴かなかったグループを比較しました。

そこでは面白い結果が出ました。

音楽を聴いたグループは痛みが明らかに低下し、不安も明らかに低下した

という結果になりました。

驚きなのは全身麻酔中に流した音楽でも、術後痛が低下したという結果が出たそうです。

全身麻酔中で意識がない状態でも、音楽の効果が出たというのは不思議ですね。

ちなみにアメリカで医師向けに行われた調査では、

「手術中にかけている音楽は激しいロックが一番多かった」

という結果が出ています。

手術中にロックというのも意外ですが、音楽がかかっているということ自体驚きですよね。

なんとなく静かなクラシックくらいなら音楽がかかっていてもイメージできますが、実際にはハードロックやメタルが多いのだそうです。

この調査はSpotifyと医師向けのInstagram・Figure1が合同で調査したものでした。

特に人気だったのは

  • メタリカ
  • レッド・ツェッペリン
  • AC/DC

などだったそうです。

なんとなくのイメージで医師等の高学歴エリートは、モーツァルトなどのクラシックを聴いていそうだと思われがちです。

私もそういうイメージを持っていましたが、案外そんなこともないんですね。

モーツァルト効果

昔モーツァルト効果と言われるものが流行しました。

モーツァルト効果とは、

「モーツァルトを聞くと頭が良くなる」

という様な内容が科学雑誌Natureに掲載されたことから、世の中でそれを信じる人が続出しました。

しかし残念ながらこの効果は怪しいようです。

モーツァルト効果を信じたジョージア州の知事が誕生した赤ちゃん全員にモーツァルトのCDを配布したことまであったようですが、残念ですね。

一方で、頭がいい人はヘビーメタルやハードロックの様に激しい音楽を好むというデータがあります。

イギリスのウォーリック大学の調査では

ヘビーメタルはストレス発散や欲求不満の解消に役立つかもしれない。
ただし成績優秀者に限る

という発表をしました。

成績優秀者は常に成績を維持しなくてはならなかったり、周囲の期待が大きいなど常にストレスにさらされているので、それを発散するのに激しい音楽が役立つ可能性があるそうです。

このデータを見た時、ハードな音楽が好きな人は頭が良いかと思って期待しましたが、そういうわけではないようです(私はメタル好き)。

成績優秀者が成績優秀者で居続けるのに役立つということでした。

成績があまり良くない人がどんなにハードロックを聞いても、成績は上がらないということです・・・

音は五感で感じる

話は変わりますが、音楽というのは音でできています。

そして音とは空気の振動です。

そのため音楽を聴く時に使うのは聴覚だけではなく、全身の皮膚の触覚でも空気の振動を感じています。

脳科学者の中野信子氏は著書「メタル脳」の中で、音楽の振動による皮膚刺激でオキシトシンという幸せホルモンの放出にも役立っていると説明しています。

特に低音の空気振動が効果的だそうです。

オキシトシンとは人とのつながりを感じた時に放出されるホルモンで、人との触れ合いで放出されます。

その他に音楽のライブ会場でみんなでリズムを合わせる手拍子やペンライトを一緒に振ったり、ヘッドバンキングをしたりするのも一体感を感じるので、オキシトシンが放出されます。

オキシトシンは気持ちよく触れられることでも出るので、当院の施術でも出ている(と思われる)ホルモンです。

心地よい音楽の振動に囲まれている時は、気持ちよく人に触られているのと同じ様に触覚が反応するということですね。

音楽と記憶の関係

最後に、2009年のSONYウォークマンのCMで

「10代で口ずさんだ歌を、人は一生、口ずさむ。」

というのがありました。

私はぴったり当てはまっています。

私個人のプレイリストには私の青春時代の1990年前後の曲が80%以上占めてます。

最新のメディアを使ってるのに、聞いているのは古い曲って人も多いのではないでしょうか?

体験レベルでの話ですが、音楽には記憶を想起させる効果があると思っています。

「この曲を聴いたら、あの時を思い出した」なんてことありますよね。

この効果を利用して認知症の改善や進行を遅らせるアプローチをするなんていう研究も出てくるかもしれませんね。

私は姉が音楽家だったので、小さい頃から色々な音楽に(強制的に)接してきました。

小さい頃からオペラやクラシックコンサートに連れて行かれたり、ピアノを習わされたり、NHKの合唱団を受けさせられたり・・・

その影響で若い頃は反発してましたが、今となっては感謝しています。

あなたの思い出の曲はなんですか?

今度来院した時に教えてくださいね。

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