平熱は37℃を目指そう! 体温高い事で得られるメリットは沢山あります。

自律神経・睡眠

こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
上井草すまいる鍼灸整骨院は2012年に小さな町でオープンした小さな治療院です。
完全予約制、完全個室でじっくり時間をかけて施術をしています。
こちらのブログでは、皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。

赤羽
赤羽

免疫力は高いですか?

免疫の指標としてわかりやすいものの一つが体温です。

今回は免疫と体温の関係を説明します。

2020年頃から色々な所で体温を測られることが多くなりました。
37.5℃以上だと入れないお店とかも多いですね。

確かに発熱は体内の状態を表す指標の一つです。

しかし、体温が高い事は悪い事ばかりではありません。
高い方が良い事があったり、低いと困る事もあるという事をわかりやすく解説します。

今回のブログはこんな人にオススメ

  • 体温の仕組み詳しく知りたい人
  • 発熱が心配な人
  • 体温が低くて困っている人
  • 免疫の事を知りたい人

それでは早速いきましょう!

体温と免疫

体温と免疫の関係については、石原結實先生の各書籍を参考にしています。

白血球などの免疫系細胞が活発に働いている時は体温が上がります。
体温が高い時は免疫系の細胞が活発に働いていて、低い時には免疫系細胞があまり働いていないということです。

免疫力が一番高い体温は36.5~37℃です。
36℃前半から35℃台になってしまうと様々な不調が出てしまうとされています。

体温が37℃だと「熱がある」と思ってしまう方もいるようですが、37℃は平熱です。

昔よく使っていた水銀の体温計で、37℃の文字だけ赤くなっていたのは、ここから発熱!

ではなく、

ここが適正体温!!

のしるしだったのです。

平熱が36℃以下の方は免疫力が低下しています。
自分では気づいていないかもしれませんが、かなり不健康です。

平熱を高くしておく事が、免疫力を高く維持するために大切です。

赤羽
赤羽

普段から体温を上げておきましょう!

平熱が大切なのは分かった。
ところで、体温ってどうやって作らていれるの?

なにもなければ熱を産み出すことはできません。
身体活動がなければ、体温は無くなってしまいます。

体温は生きている証です!

何もしていない時(安静時)に体温を作り出しているのは、

  • 内臓(大部分が肝臓)55%
  • 筋肉20%
  • 脳15%

とされています。

赤羽
赤羽

じっとしている時は、内臓が身体を温めているんですね。

身体を動かしたりする活動が増えると、内臓が生み出す熱の比率が減って筋肉による発熱が増えます。

身体を動かしてない時は内臓が熱を作り、動くと筋肉が熱を作るのです。

自律神経が内臓をコントロールする

内臓の働きをコントロールしているのは、自律神経という神経です。

自律神経とは自分の意識とか意思とは関係なく、身体を維持してくれている神経です。

自律神経には

  • 興奮時に働く交感神経
  • リラックス時に働く副交感神経

の2種類があります。

この2種類がバランスを取って働き、身体の活動を維持しています。

落ち着いている時は、副交感神経が活発に働きます。

ゆっくりしている時や休んでいる時には、副交感神経が働いています。

副交感神経は内臓の活動を高めるので、落ち着いている時には内臓がしっかり働きます。

食べた物の消化・吸収をしたり、食事の際に一緒に入った毒素を解毒したりしています。

また、副交感神経が優位に働いている時は免疫力も向上して、身体の傷を治してくれていたりもします。

活動している時は、交感神経が活発に働きます。

身体を動かす時には、無意識のうちに交感神経が興奮します。

交感神経が働くと、身体を動かすための筋肉に栄養を送ろうと血圧が上がったり、心拍数が上がったりします。

交感神経が働くと内臓の一部は活動を停止して、その分の血液を筋肉を動かす為に必要な栄養として送ります。

安静時に内臓を正しく働かせるためには、副交感神経が正しく働く必要があります。
一方で、活動時には筋肉が働き同時に交感神経も働きます。

熱を作るのは、内臓と筋肉なので、交感神経と副交感神経どちらも熱を作るのに関与しています。

平熱が下がる時

身体を動かしていれば筋肉が熱を作り出すので、体温は上がりやすいです。

しかし、安静にしている時に副交感神経が正しく働いてくれないと、内臓がうまく働けなくなり、熱を作ることができません。

副交感神経が働きにくくなる原因の一つは、交感神経が働き過ぎている事です。

赤羽
赤羽

身体は休んでいる時でも神経が興奮していると、上手く内臓が働けません。

安静にしていても、交感神経が興奮してしまう原因は

  • ストレス
  • 考え事
  • 脳の活動
  • 強い光

などです。
それらの原因で、安静にしている時にもリラックスできないと

交感神経が働き過ぎる

副交感神経が働けない

内臓が働かない

筋肉も動いていない

熱を産み出す場所が無い

熱が下がる

という事になってしまいます。

赤羽
赤羽

考えすぎやストレスには注意しましょう!

体温が高いと免疫力が上がる

風邪をひいた時など身体に菌やウイルスが侵入したら、その異物を取り去るために免疫が働かなくてはなりません。

免疫力として働いてくれているのは、主に白血球です。

白血球は体温が高い所だと活動しやすく、体温が低い所では上手く働けません。

身体は白血球が戦いやすいフィールドにするために、体温を上げようとします。

赤羽
赤羽

体としては白血球に頑張ってもらって、早く侵入者をやっつけて欲しいですね。

菌やウイルスが入った時に熱が出るのは、身体を守るために必要なものだったのですね。

熱が出た時にすぐ下げていると、白血球が働きにくくなっちゃいますね。

安静時に体温を上げてくれるのは、副交感神経です。
自律神経が整っていると体温が上がり、結果として免疫力向上に役立ちます。

赤羽
赤羽

体温が高いと痩せやすいというメリットもあります。
ダイエットにも良いですね!

当院の施術は体温を上げたり、自律神経を整えるのに役立ちます。

お困りの方は当院にご相談ください。

鍼灸 | 上井草すまいる鍼灸整骨院(下石神井) | 練馬区
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体温を上げる方法などはこちらの書籍により詳しく書いてあります。

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