こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
2012年に小さな町でオープンした小さな完全予約制・完全個室の治療院で、一人ひとりにじっくり時間をかけて施術をしています。
健康の役に立つ雑学や知識をブログで紹介しています。
人は日々さまざまな原因でストレスを受けています。
ストレスは心だけでなく身体にも大きな影響を出します。
今回のブログでストレスで食いしばり、その影響で全身の症状になってしまうプロセスとその解決方法をお知らせします。
ストレスは身体にダメージを与える
ストレス社会と言われて久しいこの日本。
皆さんは日常でストレスを感じる事はありますか?
- 人間関係のストレス
- 仕事のストレス
- 経済的なストレス
- 理由はわからないけどなんとなくストレス
原因は人それぞれで色々ありますが、原因がどんなものでもストレスは身体に影響を与えます。
ストレスで胃の痛みが出るというのは有名です。
人はストレスを感じると副腎皮質という所からストレスホルモンと言われるコルチゾールが分泌され、このコルチゾールが胃酸の分泌を促進します。
胃酸は強烈な酸性なので胃を溶かし、傷つけてしまいます。
胃は入ってきた食べ物を溶かす必要があるので、胃酸はかなり強い酸性の消化液です。
普段であれば胃粘液が胃酸を中和してくれるので胃自体は溶かされません。
しかし胃酸が多すぎると胃粘液は負けてしまいます。
胃粘膜で防ぎきれず、胃の壁が溶かされて傷ついてしまうのです。
その結果胃が傷つき、痛みが出てしまうのですね。
ストレスの影響は他にも出ます。
ストレスで顔も凝る
私が日々施術をしていて感じるのは

ストレスを感じている人は顎の筋肉が凝ってるな
ということです。
ストレスを感じると人は無意識に歯を食いしばります。
この食いしばりが続くことで顔の筋肉が凝ってしまうのです。
顔には自律神経や睡眠に関わる経穴(ツボ)がたくさんあるので、顔の筋肉が凝ると自律神経や睡眠の乱れにもつながってしまいます。
自律神経が乱れれば、体調全般が崩れてしまいます。
睡眠が乱れれば疲労も取れないし免疫力が低下し、メンタルも崩れしまいます。
つまり
- ストレスを感じる→
- 歯を食いしばる→
- 顔の筋肉が凝る→
- 顔のツボに悪影響が出る→
- 自律神経・睡眠が乱れる→
- 体調・免疫力・メンタルが崩れる
という流れができてしまうのです。
鍼灸治療は顔の筋肉もほぐす
当院では顔の鍼灸治療を行なっています。
顔の鍼灸治療は美容のイメージが強いですが、実は健康にもとても効果的なのです。
顔の鍼は髪の毛位の太さのものを使っています。
顔に使っている鍼は0.10mmで、髪の毛は0.06~0.08mmです。

同じくらいと言っても許される太さですよね。
因みに一般的な注射針は0.40~1.60㎜です。
こちらは全然違いますよね。
注射針の穴に何本も鍼灸用の鍼が入ってしまう位です。
顔は神経がとても敏感なので多少チクっとしますが、強い痛みはほとんどありません。
目のお灸も好評です
また当院では目のお灸もしています。
現代は目が疲れている人がとても多いですね。
疲れた目はお灸で温めるととてもスッキリします。
目のお灸を受けた人からは
- 「視力が良くなったみたい」
- 「視界が明るくなった」
- 「疲れが取れた」
といった感想をいただいています。
目のお灸といっても、目玉やまぶたに直接お灸するわけではありません。
顔にかけた手拭いの上にお灸の入った筒を置いて目を温めるのです。
お灸でじんわりと温めることで疲れ目も自律神経も和らげてくれるのです。
まだ試したことのない人は、ぜひ一度お試しください。
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