何もしていなくても筋肉が硬くなる理由をわかりやすく解説しました。

筋肉・骨・関節

こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
上井草すまいる鍼灸整骨院は2012年に小さな町でオープンした小さな治療院です。
完全予約制、完全個室でじっくり時間をかけて施術をしています。
こちらのブログでは、皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。

赤羽
赤羽

来院された方に「何もしていないのに痛くなりました。」と言われることがよくあります。

何もしていない時に筋肉は何をしているのでしょうか?
今回は筋肉がどう働いているかを解説します。

今回のブログはこんな人にオススメ!

  • いつの間にか身体が痛くなる人
  • 身体の痛みについて知りたい人
  • 筋肉の仕組みを知りたい人
  • 腰痛・肩こりで困っている人

それでは早速いきましょう!

筋肉は常に働いている

実は、筋肉は意識していない時でも働いています。

座っているときでも体を支えるための筋肉が働いています。
体幹の筋肉が働いていなければ、あっという間に身体は倒れてしまいます。
頚の筋肉が働いていなければ、頭は前後左右にフラフラしてしまいます。

このように体を支える筋肉は何もしていないつもりでも、常に働いている=力が入っているのです。

そして、力の入った筋肉は硬くなっています。
筋肉というのは柔軟な状態だと動かしても傷つきません。
しかし、硬くなっている時はほんのちょっとのことで傷がついてしまいます。

ゴムも柔らかい時は動かしても傷つきませんが、硬くなってしまったゴムを動かすとひび割れしたりします。
それと同様な事が筋肉にも起こってしまうのです。

筋肉につく傷は小さなものですが、治らないままその傷が残ってしまい、蓄積してしまうと小さな傷が筋硬結というしこりになってしまいます。

筋硬結があると筋肉は、身体は身を守ろうとする反射によって全体を硬くしてしまいます。

悪い部分があると筋肉は反射的に硬くなって守る性質があります。
お腹が痛い時は腹筋が硬くなり、膝を傷めている時は足の筋肉が硬くなります。
身体の悪い部分を守るのは生存するために必要な反応なのです。

背中はいつも支えている

身体の背中側には身体を支える筋肉が多く、姿勢保持筋と総称され、その中心的な筋肉は脊柱起立筋と言われています。

脊柱起立筋というのも総称であり、筋肉の名前ではありません。
グループ名の様なものですね。
脊柱起立筋のメンバーは腸肋筋・最長筋・棘筋です。

赤羽
赤羽

脊柱とは背骨の事。
背骨を立たせる筋肉なので、脊柱起立筋というのですね。

ずっと立っていたり、座ってたりして、頚、肩、背中、腰が辛くなるのは、何もしていないつもりでも、姿勢を支える筋肉はいつでも働いているからなんですね。

デスクワークは立って

筋肉を硬くさせないためには長時間同じ姿勢を続けないことが大切です。
特にデスクワークで長時間座りっぱなしは要注意です。
人類の生物的な歴史は数十万年と長いですが、座っている時間がこんなに長くなったのはせいぜい100年か200年位です。

長い人類の歴史で作られてきた人体は、まだ長時間座って生活するようには変化できていません。

長時間のデスクワークの方は、スタンディングデスクの使用がオススメです。

立っている方が座っているより背部の筋肉の負担を少なくできます。
でも、立ちっぱなしはキツイという方は昇降式のデスクで立っても座っても仕事できるようにしましょう。

長時間同じ姿勢でいる事が筋肉の負担になっています。
姿勢を変える事も大切です。

それでも硬くなってしまった筋肉は、当院にご相談ください。

鍼灸 | 上井草すまいる鍼灸整骨院(下石神井) | 練馬区
上井草、下石神井にある、完全個室、完全予約制、完全個別対応の上井草すまいる鍼灸整骨院です。 他で治らなかった方もあきらめず当院にお越しください。 ぎっくり腰、寝違え、四十肩、五十肩、自律神経、不眠、交通事故等ご相談ください。

完全予約制・完全個室のハイクラス治療院です。
硬くなった筋肉をじっくり時間をかけてほぐしていきます。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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