間違えやすい進化論 ポケモンの進化とは根本から違う!

心理・メンタル

こんにちは!
上井草すまいる鍼灸整骨院の赤羽です。
上井草すまいる鍼灸整骨院は2012年に小さな町でオープンした小さな治療院です。
完全予約制、完全個室でじっくり時間をかけて施術をしています。
こちらのブログでは、皆様の健康の役に立つ雑学や知識を紹介しています。

赤羽
赤羽

子供ってポケモンが好きですよね!

大人でも好きな方は沢山いますね。

ポケモンでは成長していくと進化することがあります。

ポケモンの世界ではレベルアップする時に変身する感じを進化と呼んでいます。
実際の生物は急に変身して進化してきたわけではありません。

今回は生物の進化とはどういうことかを説明していきます。

今回のブログはこんな人にオススメ!

  • 進化について知りたい人
  • 生物に興味のある人
  • 経済の世界での進化も知りたい人
  • ポケモンが好きな人?

それでは早速いきましょう!

間違えやすい進化論

進化と言えば、ダーウィンが「種の起源」で発表した進化論が有名です。

しかし、

赤羽
赤羽

この進化論は勘違されていることが多いのです。

進化論のよくある例として
「キリンの首はなぜ長くなったか?」
という話があります。

「高い所の葉っぱが食べたくて、首が伸びる進化をした」
というのは実は間違いです。

どんなに頑張ってもキリンの首は伸びません。
その子孫の首も伸びません。

「なぜキリンの首は長くなったのか?」というと、

ただの結果論です。

赤羽
赤羽

進化論とは実はただの結果論だったのです。

どういうことでしょうか?

キリンの祖先の首はそれほど長くありませんでした。
馬や鹿など、他の動物と同じくらいの大きさ・首の長さでした。

時間の経過と共に、同じ場所に同じサイズの生物がだんだん増えてきました。

そうすると生き残るために、それぞれの生物同士で食料の取り合いになります。

奪い合いの世界では、食料を確保できない種族は生存確率が低くなります。
反対に食料を確保できる種は生存確率が高くなります。

そんな奪い合いの世界に、

たまたま突然変異で首の長いキリンが生まれました。

首が長い個体は食料争いに参加しなくても、みんなが食べられない高い木の葉を食べ放題です。

食料が豊富にあるので、たまたま首が長くなったキリンは強く・大きくなりました。
強いという事はその種族の子孫を残しやすくなります。

子供は親の遺伝子を引き継ぎます。
当然、生まれた子供も首が長い可能性が高いです。

その子供も首の長さを活かして食料確保できるので、生き残る事に有利です。

長い年月が経ち、

首の短いままのキリンは食料を奪い合いの世界で数を減らしていきました。
首の長いキリンは食料が豊富で奪い合う必要がなく、その数を増やしていきました。

首の短いキリンは自然淘汰されて、首の長いキリンだけが生き残り子孫を残した結果、今のキリンはみんな首が長いのです。

赤羽
赤羽

突然変異がたまたま生き残るのに有利だった

という結果が進化なのです。

このようにたまたま生き残れたことを「自然選択」と言います。
自然に選ばれた種という事ですね。

進化論とは突然変異自然選択の結果論だったのです。

ポケモンの進化とはかなり違いましたね。

進化に必要なのは子孫を残すことだけ

ここで言う「生き残り」というのは子孫を残すまでの話です。
子孫を残した後はどうなるかは関係ありません。

つまり、長生きするかどうかは進化論には何も関係ないのです。

多くの種ではメスが子供を育てる事が多く、子どもが巣立つまで母親が見守る必要があります。

オスが子育てに参加しない動物も多く、繁殖活動をした後にオスは一緒にいないことも良くあります。

という事は進化論的にオスはメスと比べて長生きする必要が無いのです。

人間でも女性の方が長寿の傾向があるのは、これに関係あるのかもしれませんね。

経済の世界の進化論

生物の進化論は何千年、何万年という単位なので身近に感じられませんが、身近にも進化論(っぽいもの)があります。

赤羽
赤羽

それはお店に並んでいる様々な商品です。

コンビニの棚に並んでいるものには、毎年出てくる新商品と長い間愛されているロングセラー商品があります。

この世界でも売れたものが生き残り、売れなかったものは製造終了されます。

例えば、2005年にお菓子のハッピーターンが改良されました。

せんべいに小さな溝を付けてハッピーパウダー(ハッピーターン特有の粉)が落ちにくい様になりました。
更においしくなったと好評で、その後も売り上げが伸びているそうです。

今のハッピーターンにも溝が付いていて、溝のないハッピーターンは売っていません。

人為的ではありますが、改良という突然変異と売れたという自然選択の結果で今も残っているのですね。

一方、数年前にホットジンジャーエールが発売されました。

あまり売れなかったのでしょう。
次の年には売ってませんでした。

売れない商品は淘汰され、結局普通のジンジャエール今の売っています。

売れ続けている(生き残っている)商品は、環境の変化(売り上げの変化)に対応して変化していて、対応できない商品は淘汰されてしまう・・・

生物の進化は何万年という長期間で行われてきたのですが、商品の入れ替えはごく短期間で行われます。

赤羽
赤羽

商品が進化するか?
淘汰されるのか?
そういう視点で見てると面白いですよ。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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